TOPイメージ TOPイメージ TOPイメージ TOPイメージ

設立趣意書


1. 趣旨

 「特定非営利活動法人ソレステレ-ジャ奈良2002」は、スポ-ツ活動を通じて、青少年が主体的に学び育つ場です。それぞれのからだとこころの発育発達の可能性を伸ばすために、多くの文化の中にあって、スポ-ツもまた重要な意義と価値を持っています。スポ-ツ、それ自体が有する特性として、青少年の身体効果を上げるばかりではなく、多様な人々との関わりという相互作用の中で、社会性の絆が育まれ人間形成も行われていくのです。

 スポ-ツは、青少年に歓びをもたらし、仲間との連帯や友情を育み、さらにきびしい競合と協調が求められる中でお互いのルールを創り出し、青少年の発育・発達にとって大切なものを自然と生み出していきます。多くの青少年が「ソレステレ-ジャ」にいる時間が楽しいと感じて欲しいと願っています。


 青少年は、大人の背中を見て育ちます。そのような社会的状況だからこそ、「ソレステレ-ジャ」は、青少年が未来へと羽ばたいていくための糧として、つらさ、苦しみを乗り越えたところに本当の意味での楽しさ、喜びがあるということ、また、それを勝ち取るためには厳しさも必要であることを、スポ-ツを通じ、発育段階に応じて、自ら学んで欲しいと考えています。「ソレステレ-ジャ」の活動の中で、青少年が豊かな感性を育み、自己規制力を持った、本当の意味での自立心に満ちた、価値ある人間として育つことを願っています。

 加えて、人間は死ぬまで発達していく存在です。地域に住む大人たちも自分自身の生き方をみつめながら、各々が未来に羽ばたいて行けるような「スポ-ツ文化」を構築して行こうではありませんか!また、未来にはばたく青少年を助成する人間的なネットワークをも創造して行こうではありませんか!


 わがクラブは、スポ-ツ環境の現実、潮流、方向性を認識し、地域スポ-ツの未来を想い描き、平成13年6月30日、「任意団体・ソレステレ-ジャ奈良2002」を創設しました。地域での非営利民間組織として「サッカ-」を主体としたスポ-ツ活動を通じ、学校施設を利用して、青少年の人間形成を最重要課題とした、育成、普及、振興、強化活動を実践しています。さらに、地域スポ-ツ環境を改善するためには、多世代、多様な技能水準、興味、目的の者が参加できる地域のスポ-ツクラブの創設、育成が必要であると考えます。

 また、ライフステ-ジ、ライフスタイルに応じたスポ-ツ活動ができるスポ-ツ設備、環境の創出も急務となっています。加えて、スポ-ツも一つの文化であるという認識から、地域文化活動に対しても理解を深めつつ、活動していくことも視野に入れています。大人と青少年が共存したスポ-ツ・文化の社会的意義を認識し、その振興、基盤の整備、充実をはかり、不特定多数のものの利益の増進に寄与することは、国、地方公共団体のみならず、われわれ地域住民の主体的責務です。


 しかし、任意団体として活動を継続した場合に、①クラブが営利企業②兼業としての勤務先から活動従事者への視点③多額の資金移動④契約行為が個人⑤法的責任が個人への可能性等の第三者からクラブ・個人に対して誤解・曲解が生じ、活動に支障をきたす可能性が生じてくるかもしれません。

 確固たる地域スポ-ツ基盤を確立する意味においても、①法にのっとった法人運営と情報公開により組織基盤が確立できる②法人名で契約行為の主体となれる。③非営利任意団体として活動継続するよりも社会的認知、社会的信用の増加が得られる。等を勘案し、サスティナブル・クラブ(持続可能なクラブ)としての可能性を目指して、特定非営利活動法人の設立が急務となり、今般、特定非営利活動法人設立を決意するに至った次第です。


 スペイン・トレド市は奈良市の姉妹都市のひとつです。女王イザベルは、スペイン中央部のこの町に首都を置きました。アルカンタラ橋、カテドラル(聖堂)、アルカサル(要塞)、サンタ・クルス美術館、サント・トメ教会。画家エル・グレコの心をとらえてはなさなかった中世の街のたたずまいが今も残る、スペインのいにしえの都です。奈良市・ニ名公民館横にある「トレドの森」は両市の友好を祈願して作られたものです。

 夢中になってスポ-ツに取り組んでいる場所、なにげなく住んでいる町にも、文化がある、世界への窓がある。日本の古きよき伝統と文化を引きつぎながらも、青少年が「世界」を想い描き、その「窓」を叩いて、こじ開け、突破(プレ-クスル-)し、羽ばたいていて行って欲しいと、その日を心から夢見て、上記文言に、わが町に関わりのあるスペイン語を用いました。



2. 申請に至るまでの経過
2001年6月30日
 奈良市立青和小学校・登美ケ丘小学校・二名小学校校区での小学生のサッカ-を通じた社会体育活動として活動していた「西奈良ニ-ノスフットボ-ルクラブスポ-ツ少年団」「登美ケ丘サッカ-クラブスポ-ツ少年団」並びに奈良市立登美ケ丘北中学校・二名中学校でのサッカ-部活動である「登美ケ丘北中学校サッカ-部」「二名中学校サッカ-部」が連携、発起し、奈良県下で初めて「学校教員」「地域住民」融合による新たなる地域スポ-ツ形態として、小・中学生のサッカ-を主体とした非営利地域スポ-ツクラブ「ソレステレ-ジャ奈良2002」を設立した。
2002年4月1日
 奈良市立二名中学校・登美ケ丘北中学校のハ-ド面の理解ある支援をいただきながら、サッカ-協会登録の関係上、中学生は「部活動」で活動する者と「ソレステレ-ジャ奈良2002」で活動する者との並存形態の中での活動となった。小学生は部活動の制約がないため、「ソレステレ-ジャ奈良2002」での活動となった。
2002年11月2日
 クラブの今後の方向性を勘案し、特定非営利活動法人化設立準備の情報収集のため「特定非営利活動法人大阪NPOセンタ-」会員となる。
2003年3月13日
 クラブの今後の方向性を勘案し、特定非営利活動法人化設立準備の情報収集のため「特定非営利活動法人奈良NPOセンタ-」会員となる。
2003年4月1日
 奈良県社会人チ-ム「二名SC」(18歳以上)が、クラブの設立趣旨、目的に賛同しクラブ名変更手続きをなし、「ソレステレ-ジャ奈良2002」として活動を開始した。
2003年9月1日
 クラブ設立趣旨、目的をよりいっそう社会的責任とすべく、不特定多数のものの利益を増進し、公益に処することを目的として、「任意団体ソレステレ-ジャ奈良2002」の特定非営利活動法人化にむけて設立総会の準備に入った。
2004年3月6日
 「特定非営利活動法人ソレステレ-ジャ奈良2002」の設立総会を開催した。